Python DeepLearningに再挑戦 22 畳み込みニューラルネットワーク プーリング層
概要
Python DeepLearningに再挑戦 22 畳み込みニューラルネットワーク プーリング層
参考書籍
ゼロから作るDeep Learning ―Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装
- 作者: 斎藤康毅
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2016/09/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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プーリング層
- プーリングは、縦・横方向の空間を小さくする演算。
上記の例では、2*2のMaxプーリングをストライド2で行った場合の手順。
Maxプーリングは最大値をとる演算。ストライド2は、移動間隔が2ということ。一般的にプーリングのウィンドウサイズとストライドは同じ値に設定する。
Maxプーリングの他に、Averageプーリングなどもある。Averageプーリングは対象領域の平均を計算する。画像認識の分野では、主にMaxプーリングが使われる。
プーリング層の特徴
学習するパラメータがない。対象領域から最大値(もしくは平均値)をとるだけの処理のため学習すべきパラメータはない。
チャンネル数は変化しない。入力データと出力データのチャンネル数は変化しない。チャンネル毎に独立して計算が行われる。
微小な位置変化に対してロバスト(影響を受けにくい)。入力データのズレをプーリングが吸収する。
よし次から実装にしよう。